Okinawa 沖縄の旅 Day 67 (7/10/19) Temigura Gusuku Castle Ruins 当銘蔵グスク跡 (八重瀬町 ②)
Kogusuku Hamlet 小城集落
- Nise Stone Lion 小城のニーセー石
Temi Hamlet 当銘集落
- Temigura Gusuku Castle Ruins 当銘蔵グスク
- Kaniman Forest 金満の杜
- Tome & Kogusuku Shared Gan 当銘小城の共有龕
- Tome Gajumaru 当銘 ガジュマル
Shidahaku Hamlet 志多伯集落
- Shidahaku Stone Lion 志多伯の石獅
- Stone Lion #8 石獅子 #8
今日も八重瀬町を巡る。
Kogusuku Hamlet 小城集落
2015年の国勢調査によると586人、人口世帯数は182世帯の小さな字。
Nise Stone Lion 小城のニーセー石
訳すと青年石獅子。若者の守り神だそうだ。ニーセーは青年の意味の沖縄の言葉。鹿児島 薩摩の「にせ」とルーツは同じだが、どちらが元祖か?
Temi Hamlet 当銘集落
2015年の国勢調査によると人口618人、世帯数は167世帯。
Temigura Gusuku Castle Ruins 当銘蔵グスク
当銘蔵グスクは、当銘蔵按司の居城と伝わっているが、その築城年代等は不明。当銘集落の北側、標高約90mの丘陵に築かれたグスクで、四方とも傾斜地になった地形にあり、 拝所が点在している。現在は西部プラザ公園として整備され、頂上まで、三方から入れる様に 遊歩道が整備されている。この案内で城跡に登った。
入口は閉鎖されていたが、ゲート脇に人が通れるスペースがあるので、そこから侵入し、遊歩道を頂上まで歩く。
頂上は広場になっており、いくつかの拝所があった。
広場横にさらに小山があり、聖域として柵で囲われている。はちやハブがいるので立ち入り禁止となっていた。聖域となると見てみたい。柵を乗り越えて、ハブに注意しながら中に入る。いつも通りの拝所が数基あった。
遊歩道を下り、次の訪問地に行こうとしたのだが、道路を隔てたもう一つの山にグスク城壁風の橋がかかっている。あちら側も公園の一部になっているので行ってみた。
あちらこちらに城跡の表示柱が建っている。この当銘蔵グスクは二つの山で城が形成されていたのだ。
大門 (ウフジョウ 左上)、馬ンザ広場 (ノロが馬で殿周りをした 右上)、蔵屋敷跡 (稲を保管した蔵があった 左下)、武術所跡 (右下)
多くの拝所が点在している。ここにもカニマン (金満) 御嶽がある。ここの公園は金満の杜と呼ばれている。
回り終わっての感想は、始めに行った山の方は聖域としての拝殿として位置付けられて、後で行った山 (金満の杜) の方に屋敷などの生活空間があった様な気がする。城の遺構などは残っていないのだが、二つの山を歩くと、勝手に当時の様子を想像してしまう。見ごたえのある場所だった。
Tome & Kogusuku Shared Gan 当銘小城の共有龕
グスクをつなぐ橋のたもとに、龕屋 (ガンヤ) があり中には龕が保管されている。この龕は1833年に作られ、以降33年毎に修理が行われている。小窓から中が覗ける様になっており、鮮やかな朱色の龕が観れる。
Tome Gajumaru 当銘 ガジュマル
グスクのある山の麓には当銘 (とうめ) 集落があり、樹齢300年を超える大きなガジュマルの木がある。
Shidahaku Hamlet 志多伯集落
2015年の国勢調査によると人口899人、世帯数は307世帯
Shidahaku Stone Lion 志多伯の石獅子
この石獅子が見つからず、近くで井戸端会議をしていたおばさん連中に聞いて教えてもらう。志多伯公民館の裏庭にあり、ちょっとわかりずらい所だ。可愛いシーサーでアンパンに似ている様な気がする。何から守っているのだろうか? 他の石獅子と同様に八重瀬岳方面に向いている。公民館にはこの夏に地元の小学生の作ったシーサーが並べられている。どれも個性あって上手く作っている。さすが、うちなんちゅうの作品だ。
Stone Lion #8 石獅子 #8
志多伯集落の馬場 (ウマイー) 跡の広場の隅に立っている。これも可愛いシーサーだ。このシーサーは先程訪れた当銘蔵グスクの方を向いている。建てられた時代に当銘集落と何か問題があったのだろうか?
今日は太平洋沿岸まで足を延ばす予定だったが、当銘蔵グスクで時間をかけてみてまわったので、今からだと帰りは夜になる。それと昨夜はあまり睡眠がとれていないので、少し疲れている感じがする。今日はここらで、早めに切り上げて、明日八重瀬町の太平洋側 旧具志頭村を訪れる事にする。という事で帰途に着く。
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