東京 (16/04/22) 江戸城番外編 03 栗橋 - 熊谷

  • 八甫 (はっぽう) 稲荷神社
  • 八幡神社、坂東様
  • 利根川

週末は東京から離れた所に住んでいる旧友を尋ねる。今日はお父さんの介護の為、退職し実家のある熊谷に住んでいる山川氏を訪ねる。前回、1月に東京に来た時に訪ねた小山に住んでいる清本氏と栗橋で落合い、利根川を一緒に走り、熊谷までのライドとなる。90kmはあるので朝早くホテルを出発。熊谷までには12:30に待ち合わせ。


八甫 (はっぽう) 稲荷神社

国道4号の日光街道を北上。日光街道は東北の旅をした際に通った道。幸手から国道を離れ、田圃道を栗橋に向かう。予定より1時間ほど早く着きそうなので、休憩地を探す。田んぼの中に神社があり、ベンチもあるのでそこで休憩。この神社は八甫稲荷神社で鷲宮の端にあたる。本堂の中には観世音菩薩が祀られている。境内には地蔵尊を祀った祠や江戸時代の年号が刻まれている地蔵像が何体もあり、庚申塔や不動尊像も置かれていた。おそらく、この付近に置かれていたものをここに集めているのだろう。稲荷神社だが、稲荷の祠は写真右中の小さなもので、中に狐が1匹だけ置かれていた。本堂も神道ではなく、観世音の仏教の仏だ。明治初期まで続いて神仏集合の時代のそのままになっているのだろう。

八幡神社、坂東様

更に栗橋に向かうと間鎌という地区に真っ赤に塗られた鳥居と祠があった。目立ったので立ち寄ってみた。辨財天宮、稲荷大明神、稲荷大明神・稲荷大明神の板碑 (? 写真右中) や1765年の地蔵尊と供養塔 (写真中左) 、浅間宮 (写真右下)。そして坂東様 (写真左下) と呼ばれる納経祠があった。
ここから栗橋に向かうとちょうど12:30になる。田圃道を走る。田圃の中に幾つも墓が点在している。昔に造られた一族、家族の墓なのだろう。寺の墓地ではなく、自分達が耕していた畑の一画に個々の墓を造る風習だった様に思える。

利根川

栗橋で予定通り清本氏と合流、一緒に昼食をとり、利根川へ。坂東太郎だけあり、川幅は広い。荒川よりもかなり広い。台風の影響で風はあるが、晴天で絶景。
暫く走るのだが通行止めとなっていた。工事だ。工事のおじさんに聞くと、利根川全区間が立ち入り禁止として堤防の改修工事をしているとのこと。仕方なく堤防の下の道を熊谷に向かう。風がどんどん強くなり、しかも向風で、思いっきりペダルを踏み込まないと進まない。もう今日は80kmを走っているので、脚は疲労困憊状態。何とか熊谷に到着し、山川氏と合流して楽しい夕食となった。その後はホテルに入り、清本氏と風呂に入り、即眠りに落ちた。




今回のルートは赤線、ピンク色の線は中山道を走ったルート、緑は東北の旅のルート。

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