Ride in Setouchi & San-in Day 37 (21/4/19) Move to Hagi 萩へ移動

楊貴妃の里
元乃隅神社

楊貴妃の里

ここには楊貴妃伝説がある。唐の玄宗皇帝が安禄山の乱で楊貴妃を逃したというかストーリーで流れ着いたのがここで間もなく息をひきとったと伝えられている。楊貴妃の墓もある。楊貴妃大明神を祀る神社も....
信憑性は低いのだろうが、村おこしに担ぎ出されという所だろう。キャンプ場の近くなので来てみたが、なんのことはない広場。今日は日曜日だが、人は誰もいない。村おこしは大変だ。維持費もまかなえているか疑問だ。
ここに来る途中に何回か野良犬にあった。道路を我が物顔で歩いていた。子供の頃はいたるところに野良犬がいたが、いつのまにかいなくなっていた。野良犬が優雅に歩いている土地はきっとおおらかな所だろう。写真では取らなかったが、なぜが飲食店の看板に「むかつくXXX」という名前が書いてあるところが数店あった。変わった名前だ。ジョークなのかと思い、気に留めなかった。あとで知ったのだが、この地はむかつく(向津具半島)という地名だった。どうりで「むかつくXXX食堂」をよく見かけたのだった。

元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ)

典型的な観光地。大勢の観光客が来ている。駐車場は長蛇の列になっていたほど。ここは史跡ではない。この神社は、昭和30年に、地域の網元さんの枕元に現れた白狐のお告げにより建立されたという。奉納された123基の鳥居が、龍宮の潮吹側から100m以上にわたって並ぶ景色が目玉。非常にコマーシャル化されている。昨日訪れた福徳稲荷神社と同じような数多くの赤い鳥居だが、本殿のようなものはなく、祠があるのみ。個人的には昨日の福徳稲荷神社の方が素晴らしいと思うが、観光客の数はおそらく3桁程違うのでは...
鳥居の上に賽銭箱があり、観光客が何度も投げ入れている。入れば幸運が訪れる。ここの狐はアニメキャラクターのように可愛いらしく作られている。観光客を呼び寄せるアイデアは大したものだ。
この神社を訪問先に選んだ事で萩へのルートはアップダウンの激しい道になった。坂道はかなり急で、斜度8%を超えているところが多かった。萩までに何度となく休憩をとってやっと萩に到着。道の途中でいくつか気に入った景色に出くわした。
萩は昔の街並みが多く残っている。今日の宿は街並み保存地区にある古民家ゲストハウス。数日滞在予定。

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