Ride in Setouchi & San-in Day 12 (27/3/19) Tobishima Kaido とびしま海道

Tobishima Kaido とびしま海道

朝、マクドナルドで朝食をとりながら今日の予定を考えていた。インターネットで呉の面白そうな場所をピックアップしていると、とびしま海道が目にとまった。知ってはいたが、ずうっと忘れていた。しまなみ海道に比べるとマイナーなので、あまり関心が無かった。この海道が走っている島は江戸時代に参勤交代の海路として使われていたので、江戸時代の宿場町が残っている。サイクリングロードも完備されているので、自転車の走りと歴史にも触れられるのは魅力的だ。また、悩み始めた。適当な宿があれば行くことにしようと決め、宿を探した。ゲストハウスを見つけたので出発。今日は風景を楽しむことにし、明日、同じ道を帰ってくるときに歴史に触れることにした。

2日かけて往復の走行になる。今日は大崎下島の御手洗まで行き泊まり。

とびしま海道は安芸灘諸島連絡架橋で安芸灘諸島を7つの橋でつないでいる。呉からはまずは1号橋の安芸灘大橋に向かう。しまなみ海道と同じく、橋は高い場所にあるので橋を渡るたびに30-50m登りそして降るの繰り返しとなる。橋が見えてきた。

とびしま海道は有料なので広島側には料金所がある。料金所はここだけで、この後どこに行こうが一律料金。自転車と人は無料で独立した歩道がある。ここで今回2回目のパンク。今度は後輪。タイヤをチェックするも原因わからず。チューブ交換に30分取られる。

下蒲刈島に上陸。島の入り口に公園があり、モニュメントが数点ある。

島の中心部でおじさんに声をかけられて、ここにある本陣跡の説明をしてくれた。ここには多くの旧家を使用した美術館がある。ぜひ観ていってくれと言われたのだが、今日は時間ないので明日来ますといって先に進む。おじさんから聞いたことは明日の日記で触れる事とする。

橋を渡り終わった所に休憩所があり、そこで鷺がいた。近ずくと警戒してか飛び去っていった。

採石場が小豆島を思い出させる。

橋の手前にトンネル。出口から橋が見えてきた。

Toyoshima Island 豊島

橋を渡ると今日泊まりの島。もう少しだ。

今日の宿がある御手洗(みたらい)に到着。古民家の保存地区だ。古民家を改造したゲストハウス。泊り客は2名のみ。ドミトリー形式でそれぞれ別の部屋で、一室独占。

しまなみ海道に比べて観光客は少ない。サイクリストも少ない。呉からだと40km程で車だと日帰りコースになる。サイクリストにはしまなみ海道は今治から尾道まで自転車のみでいけるが、とびしま海道は岡村島で折り返しか、船で輪行カバンに自転車をしまっての移動となり不便。ただ、人が少ない分、ゆったりと景色や町並みを楽しめる。地元の人も観光客には非常に親切。まだ日本人の素朴さが残っている。しまなみ海道よりとびしま海道の方が気に入った。

明日はとびしま海道の残り分と呉への帰路の観光スポットを訪れる。