Ride in Setouchi & San-in Day 8 (23/3/19) Shinanami Kaido しまなみ海道
Shinanami Kaido しまなみ海道
昨夜は早く就寝を試みたが、どんどん気温が下がってきているようで、うつらうつらしていると足先が冷えて、寒さで目が覚める。ありったけの衣服を着込んでいるのだが、寒さに方が優っている。上半身は良いのだが、下半身はタイツとジーンズ、靴下2足では寒さをしのげない。寝袋も軽量を重視したため夏用で十分ではない。なんとか丸まって、寝ては起きを繰り返し朝になる。少しは気温がマシになって入るが、冬のように寒い。今日一日一桁の気温のようだ。
これではここにもう2泊するのは無理だ。寒さで体調を崩しそう。村上水軍探索は次の機会にすることにして、しまなみ海道のサイクリングだけにして尾道まで行くことにする。気温が上がるまで当分はインターネットカフェを中心に宿を使う方が良いだろう。
朝隣のテントの坂本さんと暖かくなるまで話をする。69才で62で仕事を辞めて時々原付でキャンプ旅行をしているという。高松出身で同じ香川県生まれで気があった。定年を迎えてから家にじっとしていられない。好きな山登りで100名山を訪れている。年金生活なので、貧乏旅行をしている。一回の旅は数日なのだが、それが張り合いになっている。高齢化社会で高齢者が生きがいを見つけるのは大変なようだ。ただ坂本さんは今の生活に満足しているようで良かった。ここには数ヶ月毎にきている。ゴールデンウィークにも来るので、時間があれば、おいでと言っていた。面白く、人間味のある人だった。スンミからお土産にもらった韓国ノリをお裾分けしてお別れ。キャンプ場とかゲストハウスは人との出会いの機会があるので気に入っている。
昨夜泊まったキャンプ場を後にする。
見近島から伯方大橋で伯方島に移動。伯方の塩で有名。
伯方島から大三島に渡る。
次に大橋の手前に村上水軍の城跡の甘崎城がある。島なので直接は行けない。
橋の手前にサイクルスポット。各島にサイクルスポットがある。
次は生口島。
橋を降りると、地元の人がレモンやミカンをサイクリストに振舞ってくれている。レモンが甘くて美味しい。
次は因島。ここの自転車道路は高速道路の真下にあり全面網に囲まれている。風景が見えにくいのは残念。
そして、向島。最近、脱獄犯が潜伏して大騒ぎになったところ。広島県側の島にはチェーン店やコンビニ、洒落た観光施設もあり、随分と開けている。今治側の島は集落が所々にありコンビニや商店も少なかった。おそらく広島を拠点とした観光客の方が多いのだろう。観光で潤っているようだ。
ここで台風のような強風と豪雨に遭遇。幸いすぐそばに東屋があったので休憩。ずぶ濡れになった小学生2人が飛び込んできて、止むまでの間、お話。雨が止むと綺麗な虹がかかり小学生は大喜びで去っていった。
最後に向島から尾道に渡る。ここだけ自転車で渡れる橋がなくフェリーとなる。フェリーは自動車専用と自転車、人専用と乗り場が別れている。人は100円で自転車は10円プラス。生活と観光客用で、この値段でやっていけるのはよっぽど利用者が多いのだろう。向島と尾道は目と鼻の先でものの数分で着いてしまう。人用の橋を架けても良さそうだが、このフェリーで事足りているのか、敢えてこの船という交通手段の風情を残そうとしているのか。ピストン運転で楽なので、住民も敢えて橋にこだわっていないのかもしれない。こんなに近いのだが潮の流れが早く泳いで渡るのは大変と聞いていた。脱獄犯は潮の流れが止まる時を狙い泳いで渡った。驚き。
尾道は2回目。前回は素通りだった。坂の町。明日は1日尾道の坂を歩いてみたい。
今日は尾道から10キロ岡山側にある福山市の松永というところで泊まる。
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